炭素繊維の特長とその性質

「軽くて、強く、腐食しない」21世紀型の先端機能材料と云われている炭素繊維は、軽くて、優れた機械的な性質(高比強度、高比弾性率など)と炭素質からくる優れた特性(導電性、耐熱性、低熱膨張率、化学安定性、自己潤滑性及び高熱伝導性など)を併せもつため、いろいろな用途に幅広く使われています。

軽くて強い
比強度・比弾性率
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、鋼やガラス繊維強化プラスチック(GFRP)と比べて比強度及び比弾性率(比剛性)で優れており「軽くて強い」優れた機械的な特性をもつています。 比強度・比弾性率

疲労強度
疲労強度 また、疲労強度の保持率は、他の構造材料と比べても優れた特性ももっています。


優れた寸法安定性と耐熱性
各種材料の熱的特性
炭素繊維は、熱膨張係数が小さく寸法安定性に優れており、高温下でも機械的特性の低下が少ない繊維です。

GFRP ガラス繊維強化プラスチック
CFRP 炭素繊維強化プラスチック
AFRP アラミド繊維強化プラスチック

各種材料の熱的特性


電気的特性
電磁波遮蔽特性
電気伝導性(体積固有抵抗値)も良く、また、電磁遮蔽特性も優れているので、電磁波遮蔽分野でも使われています。 電磁波遮蔽特性


X線透過性が良い

軽くて強く(高剛性)、またX線透過性が良いため、より鮮明な画像が得られますので医療機器部品にも使われています。