|
| (1) |
炭素繊維は細く、しかも破断伸びが小さい(高々2 %)ので、取扱いによっては折損したり毛羽となったりし、短くなった単繊維はフライや粉塵となり大気中に飛散し易い。 |
| (2) |
炭素繊維の弾性率は高いものが多く、また繊維径が細いのでショートフアイバーは皮膚や粘膜に突き刺さり易く、痛み・かゆみを生じ易い。皮膚の露出、防塵への注意が必要である。 |
| (3) |
炭素繊維は導電性を有するのでフライや糸くずが電気系統の短絡の原因になることがある。 |
| (4) |
炭素繊維は綴密構造の炭素のため燃えにくい。廃棄物を焼却処理する場合は燃え残った短繊維が浮遊して電気障害を起こさぬよう注意が必要である。 |
| (5) |
炭素は生体適合性が良いとされており、炭素繊維あるいはその複合材料は人工生体材料にも使用されている。 |
|