「第31回 複合材料セミナープログラム」 2018年2月26日(月)
 
主催者開会ご挨拶 -------------[10:00-10:05]
 
1. PAN系炭素繊維の現状と将来 -------------[10:00-10:50]
近年注目を集めている素材のひとつであるPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維は、本格的な拡大期を迎えており、その「軽い」「強い」という特長から、航空機や自動車等の様々な分野で今後も継続した成長が期待されている。本公演では、主にその市場や用途の観点からPAN系炭素繊維の現状ならびに将来展望を紹介する。 東邦テナックス株式会社
取締役営業部門長
神川 徹 氏
 
2. ピッチ系炭素繊維の現状と将来 -------------[10:50-11:35]
ピッチ系炭素繊維は、原料ピッチの調整や製法の制御により多様な機能が付与される。汎用グレード品と高性能グレード品に大別され、各々の特徴を活かして半導体、車両、航空宇宙をはじめ様々な分野で重要な役割を担っている。これら繊維の組織、構造及び物性、並びに汎用グレード品を用いた車両用吸音断熱材や高温炉用断熱材等について説明する。 大阪ガスケミカル株式会社
CF材料事業部 研究開発部
技術開発チームマネジャー
曽我部 敏明 氏
 
昼食 -------------[11:35-12:35]
 
3. 新たなエネルギー社会に貢献する革新素材 -------------[12:35-13:20]
世界的な地球環境問題、エネルギー問題への関心の高まりに伴い、持続可能な低炭素社会、CO2排出量の低減を目指し、水素社会など新たなエネルギー社会への期待が高まっている。
本講演では、炭素循環社会の構築に向けて、炭素繊維などの「素材」が貢献できる技術革新の方向性や技術の確立の展望等について概説する。
経済産業省製造産業局
素材産業課革新素材室
室長 沼舘 建 氏
 
4. CFRP構造物の今後10年の展開を見て –CFRTPへのシフト- -------------[13:20-14:05]
航空宇宙・自動車・一般機械部品構造等へのCFRPの適用における今後10年のトレンドについて考察する。自動車、特に大量生産者へのCFRP適用においては、確実にCFRTPが先行していくと想定し、そのいくつかの新しい動きを紹介する。航空機構造においても、徐々にCFRTPが浸透していくと想像する。付随する動きとして、CFRPのリサイクル、低LCAの炭素繊維に対する期待と需要予測を考察する。 名古屋大学 総長補佐
ナショナルコンポジットセンター
特任教授 石川 隆司 氏
 
5. 次世代自動車の動向と炭素繊維 -------------[14:05-14:50]
最近、欧州や中国をはじめとして電気自動車(EV)への傾斜が急である。EVは電池容量に制限があるためにいかに航続可能な距離化を伸ばせるかが大きな課題になっている。そのために必要なのが軽量化でありCFRPへの期待が膨らんでいる。ここでは軽量化への方策の考え方、CFRPの活かし方と気を付けなければならない観点について考察する。 大庭塾 大庭 敏之 氏
 
コーヒーブレイク -------------[14:50-15:10]
 
6. コンポジットエンジニア養成に役立つ競技・挑戦系プロジェクトの紹介 -------------[15:10-15:55]
炭素繊維複合材の製品実現や新規用途拡大には、その特長を最大限に引き出す創造性の高いコンポジットエンジニアリングが必要となる。材料・設計・製法をバランスよく理解し、開発における問題を解決する能力。弊社ではレースや記録に挑む先鋭的なプロジェクトに積極的に関わることで、最適な妥協点を的確に見極め、最善の結果を導き出す技術者の養成を図っている。 東レ・カーボンマジック株式会社
代表取締役 奥 明栄 氏
 
7. (調整中) -------------[15:55-16:40]
調整中
 
主催者閉会ご挨拶 -------------[16:40-16:45]
 
懇親会 -------------[17:00-19:00]
 

主催:日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会
協賛予定(50音順):(一社) 強化プラスチック協会、(一社)繊維学会、先端材料技術協会、
(一財)素形材センター、炭素材料学会、(公社)日本材料学会、(公社)日本セラミックス協会、
(一社)日本複合材料学会