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委員長挨拶

炭素繊維協会委員会委員長

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 日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会は、2014年7月に炭素繊維協会と日本化学繊維協会が統合して発足しました。私たちは、炭素繊維産業の健全な発展と炭素繊維素材の普及を図るため、情報発信、市場開拓、政策提言などを積極的に推し進めております。

 炭素繊維は1970年代に上市されて以降、「軽くて強い」という特長を生かし、テニスラケットやゴルフクラブに代表されるスポーツ用途を始め、航空機の一次構造材への採用、産業用途では風力発電のブレードや圧力容器、自動車部品、工業用ロール、建造物の耐震補強材など幅広い分野で使用され、その市場を順調に拡大してきました。

 また、炭素繊維は、航空機や自動車などの軽量化による省エネルギーやCO2排出量削減を通し、地球規模で問題となっている資源枯渇や温暖化などの環境問題に貢献できる革新素材として、そのニーズは一層高まっています。近年では市場拡大に合わせ、リサイクルの事業化に向けた取り組みも進められています。私たちは、炭素繊維が地球温暖化対策に貢献する素材であることを世の中に広く知っていただくために、製品のライフサイクル全般を通しての環境負荷低減を検証するLCA(Life Cycle Assessment)の考え方をPRしています。

 私たちは、この優れた先端素材である炭素繊維を広く普及させ、日本ならびに世界の産業発展に寄与すると同時に、地球温暖化防止と環境保全、さらに持続可能な社会の実現に貢献して参ります。今後とも会員相互の協力と関係先との連携を深め、炭素繊維業界の健全な発展に向けた活動に取り組んでいく所存でございますので、何卒これまでと変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2017年7月
炭素繊維協会委員会
委員長 須賀 康雄