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自動車

環境問題の高まりにつれ自動車のクリーン化、低燃費化は世界の自動車メーカーにとって非常に大きな課題となっています。
このため、各メーカーは炭素繊維強化プラスチックを構造部品に用いることによる自動車の軽量化・低燃費化の開発を積極的に進めています。
従来から、炭素繊維強化プラスチックは、F1を初めとするレーシングカー向けには欠かすことのできない材料でしたが、製造コストの削減努力の結果、量産型の自動車向けに本格的に採用を検討する動きが進んでいます。

オートバイ ディスクブレーキ


自動車 レクサス CNGタンク
SHINKAN-SEN


又、及が進みつつある天然ガス自動車に搭載するCNGタンクや今後の環境技術の本命とみられる燃料電池自動車に搭載する水素タンクにも炭素繊維が用いられています。アルミやプラスチックでできたライナーに炭素繊維を巻きつけて補強を行い高圧で軽量な圧縮ガスタンクを生産する技術は既に普及が始まっており炭素繊維で補強された天然ガス自動車を街で見かけるようになってきました。
高速鉄道車両にも使われています。